about小川珠絵について
舞踊家・舞踊作家 小川 珠絵
学生時代学んだ彫刻を元に、1989年より肉体表現の中に美術の要素を取り入れ、
舞踊を肉体の動きによる現代アートと位置づけたパフォマンス「舞台美術館」を立ち上げる。舞踊のジャンルにとらわれず、奇抜な発想と斬新な振付で創作活動を続け、50を越える作品のレパートリーを持ち、ダンスをシリーズ化。また、振付だけに留まらず、衣裳・舞台美術・音楽・照明などステージに関する全てをイメージし、自ら制作・デザインしている。
1996年ジャンルを超えたボーダレスパフォーマンス集団「小川珠絵&TMパフォーマンス・プロ」を結成し、ダンサーとしても活躍。国内外のダンスフェスティバル、劇団関係、イベント、ショー等、勢力的な活動を続けている。
ミュージカルの脚本・演出も手懸け、子供から大人まで楽しめるエンターテインメントを創作している。 音楽家と共に滋賀県コミュニケーション教育学習プログラムに参加、音と身体による体験プログラムを実施。
舞台創作と表現者育成にあたる。TMPPスタジオ T.Mパフォーマンス・プロ主宰。
大阪アニメーションスクール専門学校アニメ声優科 ボイス&ボディトレーニング講師
ミュージカルスクールステージ21 モダンコンテンポラリー講師
男山カルチャーセンター・ユアーズ ステージダンス講師
主な作品歴
- 1989
- T.Mパフォーマンス・プロ結成、「舞台美術館」シリーズ毎年発表
- 1991
- オリジナルミュージカルの脚本・演出・振付を開始
- 1993
- 毎日放送「さすらい枯れの妙」/近鉄アート館振付
立原啓介ドラマレヴューVol.2「September」/近鉄小劇場振付
日韓ダンスフェスティバル・ソウル公演参加
- 1994
- ハワイホノルルフェスティバル「打掛」作品発表
- 1996
- TMPPスタジオ開設
京都市主催 芸術祭典・京「踊三舞」にて『ムレ』発表
「プラハふれあい交流」作品発表
- 1998
- 劇団京芸「そうべい まっくろけのけ」振付担当
- 2000
- 舞台美術館シリーズ、ABFでの作品を認められ舞台芸術「尾宮賞」を受賞。
劇団京芸50周年公演「文殊の九助」/呉竹文化センター振付
- 2001
- 京都府主催創造空間2001 継承と創生・パ・ド・カルトにて『ゆりかごから墓場まで』創作
「京の舞踊作家シリーズ」Vo1.1 『点とそのあつまり』創作。舞踊作家としてデビュー
- 2002
- 京都府主催創造空間2002 継承と創生・私的道成寺『蛇精』創作
- 2003
- 京都府主催創造空間2003 継承と創生・オンディーヌ 第2幕振付
- 2004
- 京都府主催創造空間2004 源氏物語その変容と創生『紫まんだら』創作
アルティ舞踊フェスティバル特別公演「ダンスの未来Vol.2」にて『リズムプリズム』発表
滋賀県栗東高校芸術鑑賞会に招かれ「舞台美術館」公演と学生にリズムレクチャーを試みる
- 2005
- 京都府主催創造空間2005 AAP第1回ブヨウ公演『捨てられた旅』発表
- 2006
- 第30回全国高等学校総合文化祭 開会式オープニング「青春・ザ・カブキ」振付
しがぎん経済文化センター主催「琵琶湖の夏現代音楽祭」にて『エス・トック』創作
- 2007
- 京都府・(財)京都文化財団主催「AAP第3回ブヨウ公演」にて『ムレ』発表
京都府・(財)京都府中丹文化事業団主催「AAP中丹公演」にて『ムレ』『永遠の波』発表
- 2010
- 日本万国博覧会開催40周年 EXPO’70パビリオン開館記念式典 振付
- 2011
- 第26回 国民文化祭・京都2011 閉会式「春の習い」振付・出演
- 2012
- 平成24年度 文部科学省コミュニケーション教育推進事業 「動物の謝肉祭」実施
- 2013
- 西川千麗 舞わない夕「或る日のルソー」創作
「ホカヒ」中村典子作曲 宮本妥子演奏 能楽堂にて創舞
- 2015
- 「祈りの鈴/焔の憂い」稲谷裕亮作曲 京都芸術大学会館にて ソロ創舞
- 2016
- 「夜色樓臺雪萬家/与謝蕪村聲十景」 中村典子作曲 京都芸術大学会館にて ソロ創舞